ジョゼ・モウリーニョが指揮を執っていた際はベンチスタートになることもあったが、現在マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの状況は大きく変わっている。モウリーニョの後を受けたオーレ・グンナー・スールシャールはポグバをキーマンとして扱っており、ポグバもそれに応えて得点に直結するプレイを連発している。
この劇的な変化に驚いているのが伊『Calciomercato』だ。一時はマンUで苦しい時間を過ごしていたこともあり、ポグバには古巣ユヴェントス復帰案が囁かれていた。この話題は今も続いているが、現在のポグバはマンUでのプレイを楽しんでいるように見える。
同メディアはマンUで調子を取り戻したことからユヴェントス復帰の実現は難しくなったのではと感じており、セリエA王者にとっては複雑な復活劇と言うこともできるだろう。マンUで満足しているならば、ポグバ復帰は難しい。
スールシャールは攻撃面でポグバに自由を与え、守備の負担も軽減している。こうした戦術面の整備はもちろんだが、同メディアは「選手にとって精神状況がどれほど重要かを示している」と伝えており、ポグバの活躍はメンタルの部分が極めて大きい。モウリーニョ解任でモヤモヤがふっきれたのか、別人と思えるパフォーマンスだ。やはりメンタルは選手にとって重要なものなのだろう。
