医療機器卸売業の山下医科器械(佐世保市)を傘下に置くヤマシタヘルスケアホールディングス(HD、福岡市)が7日発表した2018年11月中間連結決算は、売上高が293億8700万円、純利益が8700万円だった。
同HDは17年12月設立。単純比較はできないが、前年同期の山下医科器械の中間連結決算と比べ増収増益となった。
コンピューター断層撮影装置(CT)などの設備更新需要に加え、腹腔(ふくくう)鏡システムといった体への負担が少ない低侵襲治療分野でも医療機器の売り上げが伸びた。また、昨年6月に物流部門を統括する部署を新設し、物流効率化とコスト削減を図ったことが増益に寄与した。営業利益は1億6100万円。
売上高595億4800万円、純利益2億円とした通期の業績予想は据え置く。
ヤマシタヘルスケア 11月中間は増収増益
- Published
- 2019/01/08 10:29 (JST)
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