【プレミアリーグ】シティがディバラを狙う?移籍金がFFP抵触の恐れも

ディバラ獲得のためには高額移籍金を支払う必要がある。

マンチェスター・シティはユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得を狙っている模様。シーズン終了後にはオファーを提示しようと目論んでいるが、ディバラを迎え入れるためにはいくつかの条件をクリアしなければならないようだ。

プレミアリーグ連覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝を目指しているシティは、攻撃力強化の為エースのセルヒオ・アグエロと同じ母国のディバラ獲得を画策。今冬からアプローチを掛け、夏にはビッグディールを実現させる考えのようだ。25歳のディバラは2015年にパレルモからユベントスに加入すると、162試合に出場して75ゴールを記録。さらに28アシストでチームメイトの得点にも関わるチャンスメーカーぶりを発揮している。

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シティにとってはこの上ない補強となるが、ディバラ獲得のためには越えなければならない壁が存在する。まず、ユベントスがディバラを移籍市場に出していない点だ。クラブとの関係が悪いわけではなく、シーズン開幕当初の不和を乗り越え今季もゴールを量産。ユベントスが交渉のテーブルに座らせるためには、高額な移籍金が必要となる。ユベントス側は最低でも1億ユーロ(約135億円)を求めており、他クラブとの争奪戦となれば金額が上がる可能性も。ディバラに関心を示しているバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが動き出せばより良い条件を提示しなければならない。最後にシティが危惧するのは、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れである。シティはここ2年で選手獲得の為2億ポンドの出資を行っており、大型移籍を実施できない状態に。何人かの選手を放出しなければFFP違反で、処罰を受けることとなる。

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