ラストアイドルが「団体行動」に挑戦! 汗と涙のサバイバルに密着!!

テレビ朝日系で放送中の秋元康が総合プロデュースを手掛けるアイドルオーディション番組「ラストアイドル4thシーズン ラスアイ、よろしく!」(土曜深夜0:10)では、1月12日の放送から“歩く芸術”=「団体行動」に挑むことが発表された。

同番組は、AKB48グループ、坂道シリーズなどトップアイドルたちの総合プロデュースを数多く手掛けてきた秋元が、新たな大型アイドルグループをプロデュースすべく立ち上げた、前代未聞のオーディション番組で、これまでにLaLuce、Good Tears、シュークリームロケッツ、Someday Somewhere、Love Cocchiのアイドルユニットを輩出。3rdシーズンでは、新たにラストアイドル2期生と2期生アンダーが誕生し、総勢52人のメンバーを生み出した。

その彼女たちが新たに挑戦する「団体行動」は、約50年もの歴史を誇る“歩く芸術”。2009年にYouTubeで動画がアップされた名物監督・清原伸彦氏の指導による一糸乱れぬ演技が注目を集め、同系で密着取材し大きな話題となった。監督による熱血指導を受けて若者たちが成長を遂げ、その人生観をガラリと変えていくさまは多くの感動を呼んだ。清原氏は、1984年のロサンゼルスオリンピックで水球競技日本代表監督を務めたほか、長年にわたって学生たちの団体行動パフォーマンスを研究、指導。14年のソチ・パラリンピックの開会式ではロシア人ダンサーを指導し、そのパフォーマンスは全世界に中継された。

番組では、清原監督のもとで団体行動に挑むラストアイドルに密着し、メンバーたちの“人間的成長”や“本気度”を伝える。過酷な特訓の中での壮絶なサバイバルと、人間模様を余すところなく追い掛けていく。団体行動での花形演技は“交差”で、二つの隊列が早歩きのスピードで見事に交差した直後、今度は後ろ歩きでの交差を決めるという、気持ちを一つにしないと成功しない技だ。果たしてラストアイドルたちは“チーム”となって団体行動という大きな壁を乗り越えることはできるのか!?

団体行動に挑戦すると聞いて、Good Tears・朝日花奈は「最初に説明のVTRを見た時は開いた口がふさがらないというか、頭が真っ白になりました。私は今までいかに楽をして生きていこうかという人間で、疲れるなと思うことから逃げてきたのですが…今回はそういうわけにもいかないので、不安しかないです。でも(団体行動をきっかけに)今は一部のアイドルファンしか知らないラストアイドルを、アイドルに全く興味のない方々にも知ってもらえる機会になると思う」と不安ながらも期待している様子。

LaLuce・阿部菜々実は「団体行動と聞いて驚きしかなかったし、私たちがこれをできるのか、これをやってラストアイドルがどうなるのか、想像もつかないのでビックリって感じです。今までアイドルがやってないことを作り上げていくという点では、ラストアイドルの力が伸びればいいなと思います。でも、今までグループとして戦ってきたので、まとまりを急に出せるのか不安もあります。みんなが同じ目標に向かって頑張っていく、これからそういうまとまりを作っていけたらなと思います」とやる気を見せた。

Someday Somewhere・清原梨央は「『えーっ!』って感じです。私は運動もすごく苦手で、体力がなくてマラソンなどが全然できないので苦手分野だなと思いました。でも、団体で行動するのはアイドルにとって必要なこと。私自身、今まで限界の手前で諦めることばかりだったので、自分に足りない精神的な面や体力を鍛えられたらいいなと思います。私は普段のレッスンでもすぐバテちゃうので、限界以上まで挑戦する強さとか、精神的な面はもちろん、体力的な面も絶対に成長できると思います。まだまだ不安はあるのですが、みんなと成長して、いいステージが完成できるように頑張ります!」と意気込んでいる。

LaLuce・鈴木遥夏は「ラストアイドルはデビューした当時からたくさんイベントに出演させてもらったり、冠番組をやらせていただいたりして恵まれた環境にいたのですが、1年間やってきて強みがないなと思っていました。これを機にラストアイドル全員が一つになれたらいいなと思うし、気持ちがまとまったらパフォーマンスにも良い影響が出るんじゃないかなと、前向きに考えて頑張りたいと思います!」とやる気満々。

Someday Somewhere・間島和奏は「人としての礼儀や、みんなで一つのものを作り上げる団結力を学びたいなとずっと思っていたので、今回、みんなで合宿に行けることがとてもうれしい。何百キロも歩くと聞いて不安は大きいのですが、歩くのは結構好きなのでいけるんじゃないかな。人間としても成長できるんじゃないかなと期待しています。ラストアイドルとして清原監督に指導を受けて、団結力や礼儀、ものを作ることに対しての意欲や意識を学んでいきたい。また、一つでも多くのことを学べたらなと思います」と向上心に満ちたコメント。メンバーそれぞれの思いを語った。

「アイドル×団体行動」でどんな化学変化を起こすのか? 彼女たちの汗と涙の軌跡を見守りたい。

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