CLで激突するその日まで マンCの仲間フォデンからディアスにエール

マンCでプレイするフォデン photo/Getty Images

選手としてどのようにキャリアを築いていくのか。選手たちによってやり方は様々だ。最近はイングランドから若い選手が国外へ移籍するケースも目立っており、若いうちからトップチームで出場機会が欲しいと考える若手が増えてきている。

出場機会が増えるかは分からないが、マンチェスター・シティからレアル・マドリードへ向かった19歳MFブラヒム・ディアスもその1人だ。マンCの下部組織で成長を続けたが、なかなかトップチームで出番は増えなかった。

ドルトムントでは同じくマンCの下部組織出身の18歳MFジェイドン・サンチョが大ブレイクしている。10代でもトップチームで結果を出せることの証明となっており、今後もイングランドを離れる若手は増えるかもしれない。

一方で、18歳MFフィル・フォデンはマンCに残る決断を下した。英『sky SPORTS』によると、フォデンも同世代の国外移籍を嘆いてはいるものの、それぞれのキャリアがあると尊重している。レアル行きを選んだディアスについても才能を認めており、チャンピオンズリーグで出会うことを確信しているようだ。

「全ては彼ら次第だ。彼らは別々の道を行ったが、みんなにそれぞれのプランがある。ディアスがマドリードへ行ったのは悲しいけど、彼はチャンスを求めた。彼の幸運を祈るよ。彼は上手くやるだろう。分かるよ。僕は彼と一緒に成長してきたから、クオリティは知っている。おそらくいつの日かチャンピオンズリーグで顔を合わせることになるね」

フォデンはケビン・デ・ブライネらマンCが抱えるテクニシャンたちと毎日トレーニングをこなすことが大きな強みになるとも語っている。チャンスを求めてドイツへ向かう者など様々だが、マンCで育ったフォデンやサンチョ、ディアスらは世界最高峰の舞台で再会することになるのだろうか。

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