親ががんになった子どもの支援

 晩婚化や出産の高齢化に伴い、子育て中にがんになる患者が増えている。国立がん研究センターの調査によると、親ががんと診断されたときの子どもの平均年齢は11・2歳。子どもへの告知に悩む患者が多い一方、病気を知らされないことで子どもが不安やストレスを抱えるとも指摘される。親に伝え方を助言したり、子どもの気持ちを支えるプログラムを開いたりする支援団体もある。

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