【訃報】清川村の大矢明夫村長が死去

 清川村の大矢明夫村長が病気のため8日午後に自宅で死去していたことが9日、分かった。71歳。現在3期目で、任期満了が2月28日だった。

 大矢村長は病名を公表していなかったが、昨年1月ごろから体調が悪化。入院や通院を繰り返しながら執務に当たっていた。同9月の村議会本会議では一般質問に答弁する形で、次期村長選(2月12日告示、同17日投開票)に立候補しない意向を表明していた。

 大矢村長は同村出身。1966年に同村に入庁し、助役などを経て2007年の村長選で初当選した。豊富な行政経験を生かし、道の駅の整備をはじめ、観光振興や移住・定住促進などに力を入れてきた。

大矢 明夫村長

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