杉野遥亮が念願の藤原竜也との共演に「これが藤原さんだよ!」と大興奮

TBSと動画配信サービス・Paraviのスペシャルドラマ「新しい王様」(TBS=1月8~11日、14~17日午後11:56)の取材会が行われ、主人公のアキバ(藤原竜也)と行動を共にする人材派遣会社の駆け出し社長・コウシロウ役の杉野遥亮、三井エイリ役の武田玲奈が出席した。

ドラマは金に対して距離を置く自由人・アキバと、欲望を追い求めるファンドの代表・越中(香川照之)がテレビ局の買収を巡って激突し、真逆の価値観の2人の駆け引きや栄光と転落を描くストーリー。TBSでSeason1(全8話)が放送され、ParaviでSeason2(全9話)が後日配信される。

劇中でコウシロウは「上場して、美女とシャンパンが飲みたい!」と欲望を隠さないが、杉野は「小さい頃の夢は『お金持ちになること』だったので、まさにコウシロウだったんです。でもこの作品を通して、なんて浅はかだったんだろうと思わされました」と冗談交じりに共通点を告白。また、「憧れの藤原さんと香川(照之)さんとご一緒できることに喜びと怖さもありましたが、ぶつかっていきました。1話では藤原さんがまくし立てる場面がありましたが、『これが藤原さんだよ!』と思いましたね。見たかった姿が見られました」と興奮したことを明かし、「香川さんも現場を盛り上げてくれ、一体感が生まれたところで本番に向かっていく。その空気の作り方はなかなかできないこと。でも、いつか自分もそのように現場を引っ張っていきたい」と学ぶことが多かった様子。

一方、闇金融から追われ、ピンクのナース服姿で逃げ回るエイリ役の武田は「豪華な共演者に不安しかなかったのですが、エイリは自分に自信がない役だったので、共通点を見つけて演じました」と役に向き合ったことをアピール。「初めてナース服を着て、最初はものすごいなと思ったのですが、だんだん慣れてきて不思議な気持ちになりました」と苦笑いを浮かべつつ、「1話で4階から飛び降りるシーンがあったのですが、実際の撮影でも2mくらいの高さから飛び降りました。ちょっと怖かったですけど、頑張りました」と体を張ったことも訴えていた。

© 株式会社東京ニュース通信社