豪首相、「足が変・・・・」 家族写真で赤っ恥

By 太田清

オーストラリアのダーウィンで会談を前に握手するモリソン首相(右)と安倍首相=2018年11月16日(共同)

 人には誰でも失敗があるものだが、一国の首相ともなると、これは恥ずかしいと思える大ポカが露呈してしまった。オーストラリアのモリソン首相が妻と2人の子供とともに撮影した家族写真を首相の公式サイトで公開したところ、ネットユーザーから「改ざんされている」との指摘が相次ぎ、首相自らがツイッターで釈明する事態に追い込まれた。英BBC放送などが9日、報じた。 

 首相は使い古したストライプの入ったスニーカーをはいていたが、首相・内閣省が悪印象を与えることを懸念して、まっさらな白いスニーカーに変更。しかし、なぜか右足に左足用のスニーカーをはいているよう修正したことから、すぐに改ざんが発覚した。 

 首相はこの後、古いスニーカーをはいた自らの足の写真をアップした上で「首相・内閣省にお願い。私は靴磨きを頼んだつもりはありませんが、もし写真を修整するなら、足でなく髪に専念してください」と冗談交じりにツイートし、ダメージ修復に懸命だった。

 改ざんは首相・内閣省で働くグラフィックデザイナーが行ったもので、首相は事前に知らなかったという。 (共同通信=太田清)

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