「ひるむ対象ではない」 本村氏出馬意向に加山市長

 任期満了に伴う相模原市長選(3月24日告示、4月7日投開票)に衆院議員の本村賢太郎氏(48)=比例南関東=が立候補の意向を固めたことについて、4選を目指す同市の加山俊夫市長(73)は9日、「誰が来てもひるむ対象ではない」と語った。

 同日の定例会見で市長選への意気込みを聞かれ、「昨年の9月議会で(立候補を)表明し、選挙をやり遂げていく強い意志がある。(選挙戦の相手が)1対1でも、1対10でも(意志は)変わらない」と説明した。

 現時点では加山市長、本村氏のほか、市議の宮崎雄一郎氏(52)、県議の八木大二郎氏(55)の4人が立候補する見通し。

 加山市長は米陸軍相模総合補給廠(しょう)(同市中央区)の返還交渉や一部返還地のまちづくり計画策定に取り組んできたことを強調し、「(他の立候補予定者では)どう調整するのか難しいだろう。(私が)4年で仕上げていく」と述べた。

加山俊夫市長(資料写真)

© 株式会社神奈川新聞社