「事業化につなげたい」 横浜市営地下鉄延伸で林文子市長

 林文子横浜市長は9日の定例会見で、市営地下鉄ブルーライン(高速鉄道3号線)を、終点のあざみ野駅(同市青葉区)から小田急線新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)まで延伸する計画について、川崎市と現在、最終調整していることを明かし、「川崎市と合意の方向に進むと思う」と述べた。

 2018年度末までに判断する考えを示していた事業化については、採算性や効果などを最終確認し、総合的に判断するとした。

 市長は約6キロの延伸区間について「横浜、川崎市民の皆さんに喜んでいただける路線になると思う」とし、「事業化につなげたいという強い意志を持っている」と強調。開業時期は両市で早期に合意できるよう調整し、事業化の判断をした後、国と協議して決定するとした。

市営地下鉄3号線延伸

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