ケインに期待されるトッテナム歴代最多得点記録更新 「彼は世界最高の9番」

PKを沈めたケイン photo/Getty Images

7日にカラバオ杯準決勝1stレグのトッテナムVSチェルシーが行われ、トッテナムがハリー・ケインのPKで挙げた1点を守りきって1-0の勝利を収めた。トッテナムを勝利に導いたのはエースのケインだったが、この得点でケインはトッテナムでの通算得点を160に伸ばすこととなった。

英『Daily Mail』によると、トッテナム通算160得点の数字はクラブ歴代4位のものだ。ケインは試合前の時点で159得点でクリフ・ジョーンズ氏と並んでいたが、今回の得点でそれを上回ったことになる。

サポーターはケインにクラブ歴代得点記録を塗り替えてほしいと考えているだろうが、現在トッテナム歴代最多得点記録を保持しているのは1961年から9年間トッテナムでプレイしたジミー・グリーブス氏で266得点だ。つまりケインはあと107得点を奪わなければ記録更新とはならない。

気の遠くなるような話だが、同じくトッテナムで活躍したFWロビー・キーン氏は十分に可能性があると信じている。英『sky SPORTS』によると、同氏はケインならばグリーブス氏超えも可能と主張しており、長期間トッテナムに留まってくれることを願っている。

「ケインがトッテナムに長く留まると確信しているよ。彼はここを愛しているからね。彼がジミー・グリーブスの記録を超えると疑っていない。私にとって現時点でケインは世界最高の9番だからね」

ロビー・キーン氏はトッテナムで306試合に出場して122得点の記録を残している。ケインはまだ243試合出場の段階ながら160点に達しており、いかに優れたストライカーかが分かる。グリーブス氏の記録を超えるには長期間クラブに留まる必要があるが、大記録更新は実現するだろうか。

© 株式会社FACTORIES