シュツットガルトのフランス代表DFバンジャマン・パバールがバイエルン・ミュンヘンに移籍することが決定。今シーズン終了後にチームに加入となった。
【ブンデスリーガ】W杯で異彩を放ったパバール、バイエルンが獲得に動く
バイエルンでスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチは先日、パバールを獲得したことを発表。契約期間は2024年までの5年契約となり、今シーズンいっぱいはシュツットガルトでプレーすることとなった。バイエルンがキャンプ中のカタールの首都ドーハで会見を開いたサリハミジッチSDは「バイエルンはパバールと2019年7月から5年契約を交わした。彼は若くしてワールドカップ王者になった選手。バイエルンの一員になってくれたことを誇りに思うし、とても嬉しいよ」とコメントしている。
2016年にリールからシュツットガルトに加入したパバールは、右サイドとセンターバックを高次元にこなせる凡庸性からすぐにレギュラーに定着。昨シーズンはリーガ34試合に出場し、今季も16戦中14試合でプレーしている。ロシアワールドカップでの活躍もあり一気に市場価格が高騰したパバールに対し、バイエルンは3500万ユーロ(約45億円)ほどの移籍金で獲得した模様。ワールドカップでは決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンと対決した際に、強烈なボレーシュートを見せ一躍有名になった。