曲がったワームの癖をとるカンタンな方法
ワームをボックスなどに乱雑に入れたまま長い期間放置してしまい、いざ使おうと思った時に変な癖が付いていたという経験があるでしょうか?曲がったストレート、足が変な方向に曲がったクロー……。
今回は、そういったアクションを殺す原因にもなり得るワームの変な癖を解消するための、カンタンな方法をご紹介します!
しゃぶしゃぶする
ワームの癖をとる方法は、癖の付いたワームを数十秒~数分煮沸するという非常に簡単なもの。ワームが鍋肌に当たると溶けてしまう可能性があるため、ワーム投入前に火を消すか、箸で持って熱湯に潜らせます。
※ワーム専用の鍋か、もう使わない鍋・フライパンなどで作業することをオススメします。
鍋が用意できなければ、紙コップや耐熱容器でも代用可能です。70度以上の熱湯を容器に移し、ワームの癖の部分をしゃぶしゃぶするか、数分浸してみてください。熱湯で火傷をしないように十分注意して作業しましょう!
熱でワームが柔らかくなったら、キッチンペーパーなどの上にワームを平らにして寝かせ、冷まします。癖がイマイチ抜けないようなら、90度以上の熱湯でも試してみましょう。シャッドテールワームは、ぶら下げて放置すると真っ直ぐになりやすいかもしれません。
注意点
熱湯に潜らせるため、素材が元より柔らかくなる事もあり、アクションに影響が出る可能性があります。お湯が高温すぎたり、鍋肌に当たってしまったりするとワームが溶けてしまう恐れも……。火傷にも十分注意をしながら、安全に作業して下さい。
また、前述の通り、家族に内緒で調理器具を使ってしまうと怒られてしまうかもしれません。釣り用途専用の鍋を購入するか、紙コップなどを活用しましょう!
まだ使える!
保管中に折れたり、曲がったりしてしまうのは、ソフトルアーの欠点のひとつかもしれません。しかし、熱湯にワームを潜らせるだけの簡単な方法で、折れ・曲がりなどの癖は修復することが出来ます。もしも使うのを諦めていたワームがあれば是非、火傷やワームの過加熱に注意しながら、この方法を試してみてくださいね!