【今週の「たべごころ」】産地を訪ねて 牡蠣おこ作りでコウさんと三好アナが共同作業?

RKB毎日放送で放送中の「たべごころ」(土曜午後5:00)。料理研究家のコウケンテツさんが毎回、旬の食材を生かしたメニューを提案し、そのレシピを実演している。VTRでは郷土の食文化やこだわりの産地、バリエーション豊かな店などを紹介し、視聴者を飽きさせない。アシスタントは三好ジェームスアナウンサー。男同士のゆるい“天然トーク”と、そこへ絶妙に割って入る田畑竜介アナのナレーションがスパイスとなって番組を盛り上げている。

1月12日の放送は「産地を訪ねて」コーナーから。コウさんが大分県中津市のカキ「ひがた美人」の生産地を訪れ、最先端技術によって育てられる様子を取材する。

スタジオでは、身の締まりと濃厚な味わいが特長の「ひがた美人」を使って「コウケンテツ流の牡蠣おこ(カキのお好み焼き)」を作る。岡山県の名物として知られるグルメだが、大阪府出身のコウさんは自身を「お好み焼きの国の人だから」と称して自信満々の様子。普段は粗みじん切りにするキャベツを、どう扱うかがポイントと強調し、カキ汁をキャッチする切り方を指南する。

今回はコウさんと三好アナの2枚を同時に調理。それぞれが生地の返しを行うことに。「返しはヒザが大事」と2人がヘラを持ったような姿勢で上下運動。ヒザの動きから連想して、ある有名バスケットボール漫画をネタにした小ボケも飛ばし合う。三好アナの衣装の色をイジる場面もあり、笑いが絶えない。

その後、生地に和風だしを利かせる工夫や、牡蠣おこに関するエピソードなども披露。また、後から生地の下へ卵を入れる独自の調理法も紹介する。必然的に互いの生地を持ち上げる際に共同作業が必要となり、この場面も見どころだ。

オリジナリティーあふれるソースに加え、ダイコンおろしやネギ、カボスを用いたトッピングも魅力的。その豊かな香りが広がると、食欲は最高潮に達する。テンションが上がってきたコウさん。ちょっとしたジャグリングまでも飛び出すほどだった。

なお、番組公式サイトでは、前回放送のレシピも公開中。

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