深澤大河、24歳で小5役に照れ 舞台劇「からくりサーカス」で半ズボン姿披露

藤田和日郎の人気漫画を舞台化した舞台劇「からくりサーカス」が10日、新宿FACEにて初日を迎え、公演前に才賀勝役で出演する深澤大河、加藤鳴海役の滝川広大、しろがね・フランシーヌ役の大西桃香〈AKB48〉、飯田里穂、白銀役の三浦海里、白金役の小坂涼太郎が登壇して舞台の見所などを語った。

莫大な遺産を相続し、自身の親族に狙われる少年・才賀勝と、偶然の出会いからその勝を助けることになる中国拳法を使う青年・加藤鳴海、そして勝の祖父からの命により、勝を守る人形遣いの女性・しろがねを巻き込む数百年に渡る壮大な運命の物語を描く本舞台。見所はなんといっても360度ステージを使った迫力ある演出だ。

舞台衣装で会見に現れた6人だが、小学5年生の主人公を演じる深澤はどこか恥ずかしげ。「僕は見た感じ短パンで半袖。小5です。24歳が小学5年生を演じるんですが、頑張ります」と照れ笑いでコメント。稽古中は滝川と仲がよく、意気投合して稽古に励んだといい、滝川についても「広大君は一緒にいて落ち着く方。ちょくちょく小ボケをはさんできたりして、こういう人がパートナーならいいなって思いました」と笑顔で紹介。

滝川も出演者間の仲のよさをアピール。「みんな常に仲が良くて、一人も端にいるとかなかった。自分でも素敵な座組だと思いました」と話し、三浦も「この6人でご飯に行ったりもしたし、芝居の話以外のことでもよく盛上がったりして楽しかった」と同調。小坂も三浦との仲を改めて深めあうことができたといい、「二人でいることが多く、芝居の話をしたりできました」と稽古を振り返った。

大西と飯田はWキャストで同じ役に取り組むが、やはり信頼関係を築きあったといい、大西は「今回、飯田里穂さんと仲良くさせてもらって、お泊りをする仲に。出会いに感謝です」と嬉しそうな表情。飯田も「クリスマスと年越しをみんなで過ごしたりしたんです。わたしの家でクリスマスパーティをしたりして楽しかった」としみじみ。

大西はまた舞台の内容にも満足げ。「本当に光栄。舞台の経験がなくて、悩むことも多かったけど、キャストの皆さんやスタッフの皆さんにアドバイスをもらって頑張れました。素敵な舞台を作り上げるよう引き続き頑張ります」と述べ、「今回は衣装も合計12回、着替えがあるんです。可愛い衣装やセクシーな衣装を着て出てくる場面もあるので、その変化にも注目してほしい」とアピールしていた。
(取材・文:名鹿祥史)
舞台劇『からくりサーカス』は東京・新宿FACEにて、2019年1月10日~20日まで公演(全17公演)

最後は“イケメン顔”でポーズ

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