「アジアカップで注目せよ!5人の実力派DF」

ついに開幕したAFCアジアカップ。大陸王者を決める4年に1度の大会だ。

ここでは、『sportskeeda』による「今大会で注目すべき5人のDF」を見てみよう。

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ティーラトン・ブンマタン(タイ)

この左SBは今大会をタイが勝ち抜くうえでキーになるだろう。

彼のサイドでのオーバーラップとクロスは有効になるはず。UAEやバーレーンなどフィジカルに優れた相手には、知的なサイド攻撃しか効かない可能性があるからだ。

ヴィッセル神戸へのローン移籍では、アンドレス・イニエスタやルーカス・ポドルスキらビッグネームともプレーした(ムアントン・ユナイテッドへの復帰が決定)。

彼は300試合近いクラブでのプレーにおいて、24度のゴールを決めてもいる。

吉田 麻也(日本)

長崎生まれの30歳、サウサンプトンでプレーする彼は、いつものように日本の守備をタイトに引き締めて注目を集めることだろう。

セインツでプレミアリーグ130試合に出場している吉田はトップレベルの経験を持つ老兵だ。

名古屋グランパスでキャリアをスタートさせた彼はアジアカップ優勝経験を持つ。勇敢かつ快活なDFとしての地位を確立するために長い道のりを歩んできた。

ティーラトン同様にチームが必要としている時にゴールを決めることもできる。VVV時代の2011年に決めたバイシクルキックによって、エールディビジの「Goal of the season」も受賞している。

5度目のアジア制覇を狙うサムライブルーの守備陣を牽引するリーダーとしての役割を担うはずだ。

アリ・アル・ブリーヒ(サウジアラビア)

トップディフェンダーとしては比較的知られていない名前だが、ダイナミックな左サイドバックである彼は今大会で見るべきトップネームのひとりになるだろう。

2015年にプロデビューすると、2017年にアジアで最大のクラブのひとつであるアル・ヒラルへ移籍。

2017-18シーズンは素晴らしいパフォーマンスを見せてタイトルも獲得し、ワールドカップにも参戦した。29歳のサイドバックは今大会で名を成すかもしれない。

アブドゥルカリーム・ハッサン(カタール)

センターバックとしてもプレーできる左サイドバックだ。

25歳と若くてダイナミックな彼は短期間で大いに成長し、アジアにおいて最も印象的なDFのひとりとなった。

カタールが誇るアスパイア・アカデミーの卒業生である彼はアル・サッドでプロデビュー。ACLでも弱冠17歳にしてデビューを果たした。

その確固たるパフォーマンスによって、リーグの最優秀若手選手賞にも輝く。さらに、2018年には「アジア年間最優秀選手賞」も受賞した。

昨季はベルギーのオイペンへローン移籍し、欧州でのプレー経験もある。

サンデーシュ・ジンガン(インド)

アジアサッカー界隈では比較的無名かもしれない。だが、インドサッカー界を見ている者ならば、カララ・ブラスターズのキャプテンである彼のバーサタリティと復活力を知っていることだろう。

デビューから数年間は一貫性に欠けるパフォーマンスにより、脚光を浴びることはなかった。

その後、ムンバイ・シティに移籍したことで、日の目を見ることに。そして、ブラスターズで一貫したクオリティを見せると、2015年に代表デビューを果たす。

よりフィジカルに優れたバーレーンやUAE戦において、彼の空中戦の能力はインドにとってのキーになるだろう。また、セットプレーからの得点力も重要なものになるはずだ。

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