新年度予算編成 川崎市長の査定始まる

 川崎市の2019年度当初予算編成が大詰めを迎え、福田紀彦市長による市長査定が11日始まった。15日も行い、2月初旬の発表までに予算案をまとめる予定。

 初日は市民文化、健康福祉、消防の3局が対象。査定開始に際し、福田市長は「非常に厳しい財政状況にある中、より効率的、効果的な施策を執行していかなくてはいけない。不交付団体という状況でもあり、国のさまざまな施策に影響を受けることも多いが、しっかりとした視点で厳しい査定をしていきたい」と述べた。

 市長査定では、障害福祉サービスの充実、待機児童対策、地域防災力の向上などが対象課題となっている。

市長査定

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