朝市でにぎわう海辺 横須賀・津久井浜海岸で初開催

 三浦半島産の新鮮な食材などを販売する「津久井浜シーサイド朝市」が13日、三浦シーサイドホテル(横須賀市津久井)の駐車場で開かれた。ウインドサーフィンワールドカップ(W杯)のメイン会場になっている津久井浜海岸を地産地消の面でもアピールした。

 地元有志でつくる実行委員会が、地域を盛り上げようと初めて企画。会場には野菜や魚介類などを販売する9店、住民によるフリーマーケット14組が出店。津久井浜観光農園のイチゴや三崎まぐろ、大根やブロッコリーなどが売られ、海岸を訪れた人たちが立ち寄っていた。

 同ホテルは例年、W杯の大会本部が置かれ、今年4月下旬にはリニューアルオープンする予定。

 実行委員会委員長を務め、キッチンカーを出店した「横須賀ペリー黒船艦隊」の山村芳弘代表(56)は「津久井浜では年1回のW杯以外にイベントがない。ホテル新装後の5月以降は月1回のペースで朝市を開き、出店者も増やしながら地元を盛り上げていきたい」と話していた。

新鮮な地元の野菜や魚介類が並んだ朝市=三浦シーサイドホテル

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