”ロー”よりも断然”ハイ”推し!見落としがちだけど、メリットだらけな「ハイコット」11選 ローコットの人気が高い昨今のキャンプシーン。ハイコットは収納サイズも大きく重いというデメリットがありますが、それを上回る良さがあるんです! 今回はハイコットのメリットを紹介しつつ、具体的なおすすめアイテムを紹介します!

ハイコットは手が出しにくい?

キャンプで快適な眠りに導いてくれるコット。ヘリノックスをはじめ、軽量でコンパクトになるローコットが人気ですよね。ではハイコットはどうでしょう?

たしかに収納サイズを考えればローコットの方が有利ですが、今回はそこに目をつぶってハイコットをおすすめしたいんです!

ハイコットには、少々大きいというデメリットを上回るメリットがたくさん。おすすめの理由とともに、思わず欲しくなる11のハイコットをご紹介していきます!

おすすめしたい5つのメリット

①寝心地よし

ハイコットは、ローコットよりも地面から離れます。その分、地面の冷気や熱気からも離れられるということ。

また、起き上がって靴を履いたり、座ったりする動作がしやすいのもハイコットの特徴です。

②ベンチとして使える

ベンチとして使うこともでき、椅子の数が足りないときなどにも重宝します。椅子を1人1つ用意するより、ベンチ代わりのコットをサッと広げればOK! 子どもが多い時など、くっついて座るとかなりの人数が座れます。

③荷物置き場として優秀

雨上がりで地面が濡れている時や、地面に直接置きたくない大切な物や食品などの置き場としても使えます。設営の時最初にハイコットを出しておけば、とりあえずの荷物置き場にもなってくれますよ。

④組み立ても楽!

軽量なローコットは複雑な構造のものが多いですが、ハイコットは一般的に組み立てがラクラク。広げるだけのワンタッチタイプもあるので、力に自信のない方でも大丈夫!

⑤寝る時の省スペース化にも!

寝る時には、コットの下に荷物を置いてスペースを有効活用。ハイコットならではのワザなのですが、これは地面からの冷気を荷物が遮ってくれる効果もあるので、底冷え対策にも◎。まさに”一石二鳥”なんです。

おすすめハイコット11選!

たくさんあるハイコットの中から、おすすめをご紹介していきます! ブランドごとに大きさやこだわりポイントが違うので、自分にぴったりなハイコットが見つけてくださいね!

座りやすい絶妙な高さ!「スノーピーク」

スノーピークのコットは、地上からの高さが32cm。この高さが絶妙で、寝たり起きたりはもちろん、ベンチ代わりに使いたい時にもちょうどいい高さなんです。

家の庭や、ウッドデッキに出しても絵になります。キャンプに行けない時でも、コットで寝転びながら次のキャンプの妄想を膨らませる時間、素敵ですね。

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ド定番!間違いなしの「コールマン」

こちらはコールマンの「パックアウェイコット」。フレームに軽量なアルミを使用しているため、持ち運びラクラク! 設置は広げるだけで超簡単なのも高ポイント。慣れれば3秒で完了なのだとか。

写真のように、下に荷物を収納できるだけの十分な空間があります。テント内を広く使えますよね。サイドポケットはメッシュで中身が見やすく、携帯やメガネなど小物の収納にとっても便利!

家庭用のシングルサイズ!?「ロゴス」

こちらのアイテムは、何とシングルベッドと同じサイズ! キャンプ場にいながら、家のベッドと同じ感覚で眠れてしまいます。寝返りを打ったり、小さなお子さんと添い寝したりする時にも嬉しいサイズ感!

グランベーシックのラインナップには、コットカバーやエアマット、布団やボードラックまで揃っています。フルセットだと、家とほぼ変わらない寝室が完成!

設営が楽すぎる!「ユニフレーム」

ユニフレームの「リラックスコット」は、構造がしっかりしていて安定感があります。座り心地がいいので、長時間座っていても太ももの裏が痛くなったりしません。

こちらのアイテムは、設営がとにかく簡単! 両端を持って広げたら、もう完了なんです。撤収前の時間がない時にもサッと畳めるのは、とても嬉しい仕様です。

コスパ最高!「クイックキャンプ」

こちらは、クイックキャンプの「フォールディング キャンピングベッド」。こちらのアイテム、何と4,980円(2018年12月26日現在)という手の届きやすい価格帯なのが高ポイント!

お値段はお手ごろでも長さは191cmあり、大柄な方が横になっても足が出ないサイズ。スチールフレームなので重量はありますが、そこさえクリアできれば抜群にコスパのいいアイテムです!

ウッド調がかっこいい!「バイヤーオブメイン」

あたたかみのある木製フレームのコット。アルミフレームと比べると全体の重量は重くなってしまいますが、その分安定感があります。

使用されている600デニールのポリエステルカバーは、丈夫でしなやか。優しい木の色合いとマッチしているので、テントの中でも外でも自然になじんでくれます。

雲柄に惚れる!「オールスタイム」

こちらのアイテムに描かれている”雲の絵柄”にご注目。同じパターンのコピーは一切なく、すべてデザイナーさんの描き下ろしというこだわりぶり。「雲のうえに寝転びながら、空を見上げていられる」というユーモアが秘められています。

アルミフレームなので軽く、専用の収納袋にコンパクトに畳んで運ぶことが可能です。メッシュポケット付きなのも嬉しいポイント。

カラーが豊富!「フィールドア」

フィールドアのコットは大きさもしっかりあり、座面には生地が重ねてあるので丈夫な作りになっています。自動で膨らんでくれるインフレータブルピローとセットで購入すれば、さらに快適性アップ!

そしてカラーは豊富な9色展開。定番色から、カモフラージュや珍しいキノコ柄まであり、木目調フレームの新色も追加されています。どれにしようか、選ぶ楽しみも!

ウッドなのにコスパよし!「ハイランダー」

フレームにブナ材が使われている、ハイランダーの「ウッドフレームコット2」。風合いや色が一つ一つ違うのも、天然木ならでは。

お値段11,980円(税込)と、ウッドフレームのコットの中では比較的お手頃価格で手に入れることができるのも高ポイント!

重量は11kgありますが、専用の収納袋に入れるとかなりコンパクトに。天然木の色合いと、生地のブラウンがマッチしたコットは、サイトに自然になじんでくれますよ。

半分ハンモック!「テントファクトリー」

まるでハンモックのようなこちらのアイテムは、テントファクトリーの「スパイダーハンギングベッド」。

合計4カ所で生地を支えるため、全体をピンと張れるのがハンモックとの大きな違いで、もちろんベンチとしても使用できます。

236×101cmのビッグサイズなので、大柄な方でも寝返りを打てるほどの広さ。大きいですが、設営も収納も楽にできるよう考えられています。

とにかく広さと寝心地を求める方におすすめのコットです。

2018年秋冬の新作!「アウトプットライフ」

アウトプットライフのコットは、流行りのカーキとベージュの2種類で発売された新作! 見た目はもちろん、組み立て方にも一工夫あるのが特徴です。

それがこちら。通常は手で設営することの多いコットですが、足でバーを踏むことでコットを張れるという楽チンな構造。製品名も「イージーコット」と、まさしくネーミング通りのアイテムです。

高さが変えられるこの2つも要チェック!

欲しいコットNo.1!「ヘリノックス」

”チェアワン”で有名なヘリノックスのコット。こちらローコットなのですが、別売りの「コットレッグ」を取り付けることでハイコットにもなる仕様。

芝や砂の上ではローコット、背の高い草が茂っているような場所ではハイコットに、とフレキシブルに楽しめます。

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この性能は唯一無二!「クオルツ」

こちらはクオルツの「2WAY ライトビームコット」。脚パーツを差す位置を変えるだけで、38cmと26cmの2段階に高さを調節できます。

特徴的なのが、この収納袋。パーツごとに分けて入れることができます。袋の中でパーツがごちゃごちゃにならないので、設営もスムーズになりますね。

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Let’s camp with high-type cotto!

ハイコットでキャンプしよう!

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