『tofコンパクトテーブル』知ってる?オシャレなだけじゃない実力に惚れた! 「登山で使えるコンパクトテーブル欲しい」と探し続けた編集部員。インスタグラムを見ていると、木製のオシャレな机を発見。調べてみると、アウトドア好きの木工職人さんのハンドメイドだとか。購入し実際に使ってみると、その軽さやコンパクトさなど、見た目だけでなくその使いやすさに惚れました。今回は偶然見つけた「tofコンパクトテーブル」と他メーカーの人コンパクトテーブルを比べながら、その魅力を紹介していきます。

なくてもいい!でも、あると便利なのが登山用ミニテーブル

絶対ないと困るわけではないけれど、あるとかなり助かる登山用ミニテーブル。
デコボコした不整地や雪の上などでも安定してガスやコップを置けるので、山ごはんを楽しむなら持っていると便利です。

山ごはんを楽しみたい編集部員Sも「予算3,000円」「200g以下」「組み立てが簡単」を基準に半年ほどコンパクトテーブルを探していましたが、なかなか理想のテーブルに出会えませんでした。

良さそうな机を発見!

木のやわらかい雰囲気がオシャレで、右下にあるスマイルマークがかわいいテーブルを発見。インスタでも、たくさんの人が使用した画像を投稿しています。

調べてみると「tetsu original funiture(以下、tof)」という、岡山県にある木製の家具や雑貨を作っている会社が販売しているようです。商品ページを見てみると、価格は9,500円と決してかわいいとは言えない・・・。

しかし、気づいたら注文完了!半年間守っていた「3,000円」というルールを一切無視して、衝動買いをしてしまいました。

注文から約2週間ついに商品が到着

年末(12月24日)にも関わらず、約2週間後には商品が到着。やはりロゴがイイですね。

ジャーン♪さっそく組み立ててみました。もちろん見た目もいいのですが、実際に使ってみると別の魅力が・・・。

この机、使い勝手も相当いいぞ!

見た目9割くらいで購入したこの商品ですが、実際に使ってみるとその使い勝手の良さに惚れ直してしまいました。

「tofライトテーブルB5」の魅力を、他のコンパクトテーブルと比較しながら見ていきましょう。

今回比べるのはこの3つ
①tofライトテーブルB5
②カスケードワイルド ULフォールディングテーブル
③スノーピーク オゼン ライト

缶コーヒー1本よりも軽い!

(メーカー公式では160gですが、届いた商品は146gでした。木製なので、水分で多少の変化が。)

山に持っていくならやはり軽い方がいい!今回購入した「tofライトテーブルB5」は、缶コーヒー1本(190g)よりも軽い約160g。重量を比べると、このようになります。

名称:

  • ①tof: 160g
  • ②カスケードワイルド: 63g
  • ③スノーピーク: 270g

重量:

  • ①tof:
  • ②カスケードワイルド:
  • ③スノーピーク:

よほど重さにシビアでなければ、問題ないでしょう。一回り大きいサイズの「tofライトテーブル」でも重さは約200gと、軽量に分類できる重量です。

スマートに収納できる大きさ

重量と同じくらい大切なのが、携行性。tofライトテーブルB5は、サイドポケットにも入るサイズなので持ち運びもスマート。

収納サイズを比較するとこんな感じです。

収納時の大きさ:

  • ①tof: 256
  • ②カスケードワイルド: 305
  • ③スノーピーク: 297

ヨコ(mm):

  • ①tof: 91
  • ②カスケードワイルド: 90
  • ③スノーピーク: 120

タテ(mm):

  • ①tof: 20
  • ②カスケードワイルド: 15
  • ③スノーピーク: 25

高さ(mm):

  • ①tof:
  • ②カスケードワイルド:
  • ③スノーピーク:

実際に3つを並べると、こうなります。

一番長いカスケードワイルドとtofのテーブルで、約5cmくらいの差が。実際にものを置いた時のスペースが、気になるところです。
ちなみに「tofライトテーブル」だと、ヨコ300mm・タテ105mm・高さ20mmのサイズなので、カスケードワイルドとスノーピークの間くらいのサイズ感です。

使用時の大きさの比較はこちら

使用時の大きさ:

  • ①tof: 256
  • ②カスケードワイルド: 305
  • ③スノーピーク: 297

ヨコ(mm):

  • ①tof: 182
  • ②カスケードワイルド: 200
  • ③スノーピーク: 210

タテ(mm):

  • ①tof: 65
  • ②カスケードワイルド: 80
  • ③スノーピーク: 85

高さ(mm):

  • ①tof: 160
  • ②カスケードワイルド: 63
  • ③スノーピーク: 270

重量(g):

  • ①tof:
  • ②カスケードワイルド:
  • ③スノーピーク:

実際に3つのテーブルにガスバーナー、コップ、食べ物を置いて、広さの違いを見てみましょう。
【1】tofライトテーブルB5

余裕はないですが、問題なく上に乗せることができます。天板がしっかりしているので、隅までものを乗せても不安定にならないのが嬉しいですね。

【2】カスケードワイルド ULフォールディングテーブル

こちらは、余裕を持って乗せることができています。
【3】スノーピーク テーブル オゼン ライト

こちらも余裕があります。タテの長さもあるので、一番ものを乗せた時にスペースの余裕がありました。
tofライトテーブルB5サイズは、他のテーブルと比べると余裕が無いように見えますが、使用上は全く問題ありません。スペースに余裕が欲しい場合は、一回り大きい「tofライトテーブル」がおすすめ。

組み立てが簡単すぎる

組み立てにコツが必要なテーブルも稀にありますが、「tofコンパクトテーブルB5」は組み立ても簡単。

ゴムを外して、開きます。

足を出したら、両サイドの溝に差し込みます。

ゴムを突起の部分に引っ掛けます。

ゴムが引っかかれば足が固定されるので、あとはひっくり返せばOK。

完成です。山で使うものなので、この容易さは魅力的!慣れれば、30秒かからずに組み立てることが可能です。

ちょっぴり気になる点も・・・

見た目や使い勝手は申し分ないのですが、ちょっぴり気になる点も。

他に比べると金額が高い・・・

今回購入した商品は9,200円+送料。素材にヒノキを使っていることや一つ一つ手作りなので、他の商品と比べると価格が目立ってしまいます。ですが、サイトを見ると売切れも出ており、値段以上の価値を感じて購入している人が多いようです。

tofのテツさんに、気になることを聞いてみた

(撮影中のテツさん。なんともシュールな感じがたまりません。)

tofコンパクトテーブルを作っている、テツさんにお話を伺いました。

編集部員S

家具を作っているテツさんがどうして、登山用の机を作ったんですか?

テツさん

小さい頃から外遊びが好きで、自転車、キャンプ、スキー、ウインドサーフィンなどをやってきました。自然の中で楽しむ食事やコーヒー、ビールが大好きで、そんな大切な時間に木製で軽量なテーブルがあればもっと楽しく快適に過ごせる!と思い試行錯誤しながら制作しました。

編集部員S

そんなテーブルで食べるごはんは、どうですか?

テツさん

カップ麺も、より美味しく感じます!笑

アフターケアってどうなってるの?

決して安くない金額のミニテーブル。壊れた時のアフターケアについても聞いてみました。

編集部員S

商品が壊れた時って、保証や対応ってどうなっていますか?

テツさん

破損に関しては、相談後に送っていただければ基本無料で修理対応が可能です。ただ、送料はご負担をお願いしています。

編集部員S

その他、気をつけることはありますか?

テツさん

素材に地元岡山県のヒノキを使用しています。ヒノキは、「火の木」とも言われることもあるほど着火しやすい木なので、使用の際は火気に注意してください。

テーブルやスプーン以外に今後作る予定のものは?

ヒノキの香りや美しさも楽しめるtofのアイテム。今後の商品予定も教えてもらいました。

編集部員S

次はどんなアイテムを予定していますか?

テツさん

今考えているのは、メスティンに収まるサイズのカッティングボードです。

編集部員S

山ごはんの定番”メスティン”に目をつけられるとは、流石です。発売が待ち遠しい!

見た目も使いやすさも抜群のテーブルで山ごはんを楽しもう

tofコンパクトテーブルは登山好きのテツさんが自分で使いたい、山の時間をもっと楽しみたいと思って作られたアイテム。遊び手の目線と木工職人の技術が合わさっているからこそ、見た目だけでなく使い勝手も抜群なんですね。

「楽しい山の時間に役立ちたい!」そんな想いが込められた、手作りのコンパクトテーブルを持って山に行ってみませんか?
tofの商品が気になった方はこちらから

乾燥してきたら植物由来のオイルを塗ろう

木製の商品なので乾燥してきたら、植物由来のオイルを塗るなどしてメンテナンスをしてあげましょう。

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