等圧線の間隔が狭い北日本と北陸を中心に寒気が南下

低気圧が発達しながらオホーツク海に進みますので、16日にかけて低気圧が接近する北海道では暴風雪に警戒が必要です。
その後、17日までは西高東低の冬型の気圧配置となって強い寒気が南下しますが、等圧線の間隔が狭いのは北日本と北陸です。
等圧線の間隔が狭いほど風が強くなり、強い寒気が南下してきますので、強い寒気の南下は北日本と北陸が中心です。
シベリアからの強い寒気の南下は周期的で、次の強い寒気の南下は、週明けの21日頃です。この時に等圧線の間隔が狭いのは西日本で、強い寒気の南下は西日本中心です。
冬至を過ぎ日照時間が少しずつ伸びていますが、しばらく寒い日が続きます。

気象予報士・饒村 曜

画像について:16日午前9時の予想天気図。

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