ライプツィヒでは多くの優れた若手がプレイしているが、今注目を集めているのはドイツ代表FWティモ・ヴェルナーだ。ヴェルナーにはステップアップの時が近づいているとも言われており、最近もバイエルン移籍案が噂されていた。
ドイツ国内最大のクラブであるバイエルンが移籍先候補に挙がるのは当然だが、戦術分析家であるコンスタンティン・エックナー氏はバイエルン行きには賛成していない。独『Bild』によると、バイエルンのスタイルがヴェルナーには合わないと同氏は考えており、ユルゲン・クロップ率いるリヴァプールこそ理想の行き先と主張している。
「ヴェルナーは加速するためのスペースが必要な選手だ。リヴァプールではサラーがヴェルナーにピッタリの役割をしているね。クロップのシステムではセンターフォワードが中央に留まるのではなく、時にはサイドなど多くの動きがある。ヴェルナーの特徴はバイエルンのスタイルに合っていないよ」
これはドイツ代表でも起きていたことだが、ヴェルナーはポジションを自由に動かした方が良さを発揮できる選手だ。中央に構えるセンターフォワードというわけではない。それこそロベルト・レヴァンドフスキとはタイプが大きく異なる。逆にリヴァプールは純粋なセンターフォワードと呼べる選手を抱えていないチームで、ヴェルナーにはクロップ流が合っているのかもしれない。