特殊詐欺被害防ぐ 森田さん親子に感謝状 佐世保署 

 佐世保署は16日、特殊詐欺被害を防いだとして、セブン-イレブン佐世保干尽町店(佐世保市干尽町)の店長の森田萬美さんと長女で従業員の礼さんに感謝状を贈った。礼さんは2回目。
 同署などによると、昨年12月18日午前9時ごろ、70代の男性が電子マネー(ギフトカード)を購入しようとしていた。慌てていたため声を掛け、110番通報。架空請求詐欺で、ウェブサイトの登録料3万5760円を支払うよう指示を受けていた。
 同署で開かれた贈呈式で、羽田敏雄署長が感謝状を手渡した。礼さんは「詐欺は身近にあり、なくなっていない。被害を防げてよかった」、萬美さんは「お客が被害に遭わないように声掛けをしたい」と話した。

感謝状を手にする森田萬美さん(左から2人目)と礼さん(同3人目)=佐世保署

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