浦和レッズは17日、2019シーズンのチームキャプテンにMF柏木陽介が就任したと発表した。なお、副キャプテンはFW興梠慎三とDF槙野智章が務める。
現在31歳の柏木は、2010シーズンにサンフレッチェ広島から浦和へ移籍。加入初年度から主力として活躍し、正確なキックや豊富な運動量でチームを支えてきた。2016シーズンからエースナンバーである背番号「10」を身につけており、2017シーズンにはチームの心臓としてアジア制覇にも貢献している。さらに加入9年目の昨季は、MF阿部勇樹から引き継ぎチームのキャプテンに就任し、天皇杯では12大会ぶり優勝へ導いていた。
また、浦和の公式サイトによると、同日行われた会見で指揮官のオズワルド・オリヴェイラ監督が「おそらく最大で5つのタイトルを争うことになるが、どれも非常に重要な大会。その中でも重要性の高いと思えるところが目標になる。真剣にリーグとACLを獲りにいきたいと思う」と目標を掲げていた。新シーズンもキャプテンを続投することが決まった柏木は、1つでも多くのタイトルをチームにもたらすことができるのか。キャプテン2年目ということもあり、浦和のリーダーとしての真価が問われるシーズンになるかもしれない。