チェルシー、インテル、レアル モウリーニョが思う”最強のチーム”は

インテルでは3冠を達成したモウリーニョ photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドでは思うような結果は残せなかったが、ジョゼ・モウリーニョはサッカー界を代表する名将だ。FCポルトでの躍進から一気に名前が売れ、チェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンUとビッグクラブを指揮し続けてきた。

では、その監督キャリアの中で自身が思う最強のチームはどれなのか。モウリーニョはポルトガル、イングランド、イタリア、スペインでリーグ制覇を成し遂げており、どのクラブでもタイトルの数は申し分ない。その中でモウリーニョがベストチームに挙げたのは、3冠を達成したインテルだった。

『beIN Sport』によると、モウリーニョは「全てを勝ち取ったのだから、インテルと言わないといけないね。我々は全てを獲得した。3冠を達成し、世界最強のチームであるバルセロナも3-1で撃破し、バイエルンにも2-0で勝った。素晴らしい勝ち点数でセリエAも制したし、カップ戦も制した。10日で3つのファイナルに勝利したんだ。インテルがベストチームと言わないとね」とコメントしている。

ディエゴ・ミリート、ウェズレイ・スナイデル、ハビエル・サネッティ、マイコンなど経験豊富な実力者を軸に、インテルはモウリーニョらしい手堅いサッカーで欧州の頂点に立った。圧倒的な堅守を誇ったジュリオ・セーザル、ルシオ、ワルテル・サムエル、そして少ないチャンスを得点に結び付けられるミリートと、あれこそモウリーニョが理想とするサッカーを実現する最高の環境だったのかもしれない。

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