11日に68歳で亡くなった横須賀市議会議長木下憲司さんの告別式が18日、プラザヨコスカ中央本社斎場(神奈川県横須賀市本町1丁目)で執り行われた。生前に親交のあった多くの人々が参列し、自衛隊を経て市政発展に尽くした故人をしのんだ。
上地克明市長は弔辞で「市長選の際に私の背を押してくれたのは議長だった。議長なくして今日の私はない。遠くない将来、先輩の元に参ります。そのときは、見事復活を遂げた横須賀の姿をめでながら存分に杯を酌み交わしましょう」と語り掛けた。
会場では、穏やかな表情の遺影と旭日旗が置かれた花の祭壇の前で、参列者が静かに手を合わせた。
木下さんは海上自衛隊で第2潜水隊群司令などを歴任し、2007年の市議選で初当選。17年5月から議長を務めていた。