近未来のスター候補を各クラブ3選手ずつ紹介するこのコーナー。今回はチェルシーである。
カラム・ハドソン=オドイ(18歳)
バイエルンが彼の獲得に全力を注いでいるのは周知の事実である。3500万ポンド(約48億円)で4度目のオファーを提示したと噂されている。プレミアリーグの出場が通算4試合のみの選手には破格の値段であるが、それほど彼を評価し、獲得したいと思っているのだろう。
昨夏のプレシーズンマッチで高評価を受けて、「アザールの後継者」と言われた。ハドソン=オドイ自身も「世界で一番、エデン・アザールに憧れている」と語っている。バイエルン移籍か残留か。どちらの決断を下すのだろうか。
イーサン・アンパドゥ(18歳)
すでにウェールズ代表でプレーし、ライアン・ギグス監督は「イーサンは才能のある選手だ。まだまだ年齢は若いが、バランスの取れている選手でとても成熟している。彼は素晴らしい選手になる」と絶賛した。
チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティのフランク・ランパード監督と、アストン・ヴィラのアシスタントコーチのジョン・テリーの「2人のチェルシーOB」が、アンパドゥの獲得を熱望していると噂もあった。
メイソン・マウント(20歳)
昨シーズンはレンタル先のフィテッセでプレーし、14得点をマークした。現在はチェルシーOBのランパード監督率いるダービーでプレーしている。レンタル終了後は、ぜひトップチームもしくはプレミアリーグでのプレーが見てみたい。
またプレミアリーグでの経験が無いものの、昨年はイングランド代表に招集されるほど、期待が高い。今年中に代表デビューが見られるのではないだろうか。