入院患者ら91人食中毒 病院の昼食原因

ノロウイルスによる食中毒が発生した県南病院=21日午後、串間市西方(画像は一部加工しています)

 県は21日、串間市西方の県南病院と、隣接する病院併設の有料老人ホーム「グランデ櫻宴(おうえん)」で、入院患者や入所者ら25~99歳の男女91人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。発症者の一部の便からノロウイルスが検出されたため、日南保健所は同病院で調理後、提供された昼食が原因の食中毒と断定した。21日昼時点で重症者はいない。同保健所は同日から2日間、同病院の給食施設を業務停止とした。

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