かわいすぎ!イクミママの動物ドーナツを買うという羞恥プレイに挑戦

そのかわいすぎるルックスで大人気の「イクミママのどうぶつドーナツ」。食べるのに罪悪感すら抱いてしまうルックスは見てるだけで癒される。見て可愛い、食べて旨い動物たちをようやく購入できたのでレビューします。

カワイイは正義だ!

こんにちは。タビジン編集部の長谷川大雲です。

私は放送作家をやっている関係で、よく番組の罰ゲームを考えることがあります。

そんな中、最近思いついた、おっさんタレントを対象にした罰ゲームの一つが、Tiktokに動画をあげること。

そしてこのイクミママの『どうぶつドーナツ』の購入もおっさんにとっては充分、罰ゲームに成り得るのではないでしょうか。

何しろかわいすぎます。当然売り場には女子高生を中心に若い女性たちの黒山の人だかりができていて、そこら中から「かわいい~」の声が飛び交います。

そんな人混みをかき分け、おっさんが陳列ケースと睨めっこ。一瞬、辺りは静寂に包まれ、気まずいムードに支配されます。

まるで、女性ものの下着売り場にでも侵入してきた〝変態承認欲求〟の強い輩に向けられるような冷ややかで、さげすむような視線を背中に感じます。

しかし、そんなプレッシャーに負けるわけにはいきません。何しろ数年前から大人気で一度は購入、レビューしたいと思っていたドーナツ。

テレビを中心にメディアでも一時はかなり取り上げられていました。

ただ、近くに店舗がなく、催事で見かけてもいつもかなりの行列で、そういう時に限って時間もなく購入を諦めていました。

「かわいい動物ドーナツ」を購入できるチャンス到来

そんな中、ようやくチャンス到来。それは先週の事。打ち合わせで立ち寄った池袋を歩いていると、東急ハンズ一階の催事場に、イクミママ『かわいい動物』のブースが設けられていることに気づいたのです。

女子高生を中心にした若い女性たちの人だかりは出来ているものの、どうやら購入するための行列ではなくただの現物客のようです。よし。今しかない。

勇気を出して、その人だかりをかき分けると陳列ケースの前に潜り込みます。

四方から飛び交う、冷たい視線に耐えつつ何にしようか選択。やはり人気のようです。時刻は15時30分にして早くも陳列ケースは品薄状態。

お値段は一個310円~360円(税込み)。ただし、6個セットだと1800(税込み)とお得なようで、内容も自由に選べるようです。

さあ。6個、どれにしようかな。

この羞恥プレイ状態にも慣れてきました。さっきまで周りを囲んでいた女子高生の集団がいなくなったことも、プレッシャーを回避。

よし。決まった。

まずは、「アルパカ」と「こねこのクロ」の二つを注文。

ここまでは良かったのですが、ここである問題が!

注文したい残りの4つには全て、〝ちゃん〟か〝くん〟がつくのです。

「茶しばくん」に「カエルくん」、「ミミズクくん」と「こぶたちゃん」

それにしても、どうして「アルパカ」と「こねこのクロ」は呼び捨てなのに他は〝ちゃん〟づけや〝くん〟づけなんだろう。

「アルパカ」と「こねこのクロ」だけ性別が分からないということなのでしょうか。

そんなことより、注文するのが恥ずかしい。なにしろ「茶しばくん」に「カエルくん」、「ミミズクくん」と「こぶたちゃん」である。

いっそのこと呼び捨てにしてしまおうか。

いや、でもそれも何か上から目線で気にくわないし、昨今、コンビニや居酒屋などで横柄な態度をとる人間は嫌われるらしい。やはり呼び捨てはいけません。

「すいません。あと、〝茶しばくん〟と〝カエルくん〟〝ミミズクくん〟〝こぶたちゃん〟の4つをください」

こうして、顔から火が出る思いで注文を済ませたのでした。

早速、編集部に戻り、写真を撮り終えると試食。

とはいえ食べ辛い。口を開けた瞬間、かわいい動物たちと目が合い、切ない。罪悪感さえ抱いてしまいます。それくらいカワイイ。

でも。心を鬼にして口にします。ごめんね。カワイイどうぶつたちよ。

果たしてそのお味は?

この手のルックス重視のスイーツに味は期待していなかったのですが、これが旨い。

どの動物も見た目よりさっばりしている印象。周りをチョコでコーティングしているためにドーナツの生地は甘さを抑えているのではなでしょうか。

私は「おからドーナツ」が大好きなのですが、それくらいさっぱりしていて素朴で軽い味わい。好感を持ちました。

どうやら、素材にもこだわっているようで、「紀州梅たまごの高級有精卵」を使用。小麦粉や塩にバターも厳選。優しい味がするのも頷けます。

それにしてもかわいいなぁ。個人的にはこれらドーナツを使った絵本の出版などをしたら面白いと感じました。「食べ物で遊ぶな!」というご批判を浴びるかもしれませんが。

とにかく見て可愛く、食べて旨い!

女性はもちろん、男性も羞恥プレイも楽しむ覚悟で一度食べてみてはいかがでしょうか。

尚、現在お店は、神奈川県の川崎のみのようですが、催事場でも出店。イクミママのホームページには催事情報も掲載されているので是非チェックしてみてください。

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