デッドエアー対策で寒くないし動きやすい! 冬の釣りに使える重ね着「レイヤリング」を実例でご紹介

釣りを含めたアウトドア対応の防寒ウェア、実は一般的なタウンユース用の防寒ウェアと比較すると「これでもか!?」というくらいの機能が備わっているのはご存知ですか? 一着ごとに最適な役割をはたすことで、圧倒的な防寒性能を発揮してくれます。しかも基本的にはインナー、ミドラー、そしてアウターという、たった3層のウェアを着るだけなので動きやすく、釣りを快適に楽しめます。その着用方法こそが『レイヤリング』。アナタの釣りを革命的に暖かくしてくれる! かもしれません。

機能的な重ね着=レイヤリングを実践せよ!

体温で温められた空気“デッドエアー”とは⁉︎

デッドエアーとは人間が自ら発生する平均36℃の体温で温められた空気のことで、肌と着衣とのわずかな隙間に存在します。

この温められた空気をさらに増幅して、よりホットな環境を作り出そうというのがレイヤリング。基本はインナー、ミドラー、アウターの3層からなり、それぞれの役割を果たすことで正しいレイヤリングが完成します。

■レイヤリングの組み合わせ例
左からインナー上下、ミドラー、アウターの上下の例。

・製品(全てFREEKNOT)
Y1660 レイヤーテックアンダーシャツプラス(左上)
Y5640 レイヤーテックアンダータイツプラス(左下)
Y1137 フォーオンシェルパフリースジャケット(中央)
Y1127 ボウオンボディグリッドジャケット(右上)
Y2109 ボウオンボディグリッドパンツ(右下)

3層のレイヤリングそれぞれの役割を見ていこう

[インナー]

肌の上に直接着用するもので、ハヤブサのFREEKNOTシリーズのインナーには『光電子®』という技術が導入されています。

これは高純度微粒子セラミックスを含んだ繊維が体温を吸収することで、遠赤外線を輻射。再び身体に戻して、肌の表面を保温する効果があります。また、汗をかいても水分蒸発を促し、適度な湿度をキープしつつもムレや冷えを抑えてくれます。

FREEKNOTインナーのここがスゴイ
[光電子®+もちはだ®]

レイヤーテックのアンダーウェアシリーズには、光電子®素材に加えてパイル生地のループを破断せずに起毛できるワシオ式パイル起毛を導入した『もちはだ®』もダブルで導入。フリーノット史上最高の温かさを実現している。

[ミドラー]

体温とインナーにより作り出されたデッドエアーを、外に逃がさずにしっかりとキープするのがミドラーの役目。

そのために素材のわずかな厚みの中でも、たっぷりと空気を含めるダウンやフリースが多いです。

ダウンには鳥毛による天然モノとポリエステル綿などの人工モノの2種類があり、その温かさはほぼ互角。フリースはポリエチレン樹脂で繊維が非常に細かく、デッドエアーを内包しやすい構造になっています。

FREEKNOTダウンのここがスゴイ
[光電子®ダウン&光電子®フリース]

国内工場にて天然のダウンに光電子®ファイバーをミックスし、デッドエアーを効率的に内包しつつ遠赤外線効果で保温性がさらに持続。

光電子®フリースは、保温性はもちろん通気性や速乾性にも優れており、両面起毛加工により肌触りの良い着心地が特徴。

[アウター]

最後に着用するのがアウターですが、一般的な上着と違うところは風や雨、水しぶきなど、寒さの元凶ともなる自然現象を可能な限りシャットダウンできることです。同時にインナーが作り出し、ミドラーがキープしてきたデッドエアーを絶対に外へともらさない『鉄壁』としての役割があります。最新の素材では軽くてストレッチ性に優れていたり、透湿防水性能が高く常に快適な着心地のアイテムが揃っています。

FREEKNOTアウターのココがスゴイ
[BODYGRID]

寒さを感じやすい部分には、光電子®ダウンや光電子®シープバック超厚手などの保温素材をセレクト。

そして腕や脇下など動きを重視したい部分には、ストレッチ素材の光電子®ニットを配置。適材適所で快適素材を割り当てるシステム。

レイヤリングで身体をホットに! 釣果もホットに!!

体の芯から冷え込むような冬の寒さに対抗するための「レイヤリング」。しっかり実践してみてください。

いかがでしたでしょう。自分ではしっかりと防寒対策ができていると思っていたけど「いつもより着込んでいるはずなのに…思った以上に寒い…」とか、「着込み過ぎて、かえって動きにくい!!」なんて思っていた方々も多いのではないでしょうか。

今回のレイヤリングを完璧にマスターすれば、冬の釣りでも身体はもちろん気持ちもホットになりますよー!

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