小学生年代のFIFA公認のサッカー大会、ダノンネーションズカップ。その2019年大会の福島予選会場に元日本代表の前園真聖氏の来場が決定。 過去には、プレミアリーグ、マンチェスターシティへの移籍が決定した板倉滉なども同大会の世界大会に出場している。
2月3日に開催される福島予選に前園氏来場決定!
2月3日(日)にJFAナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ(福島県双葉郡)で開催される「ダノンネーションズカップ2019 in JAPAN 福島会場予選」に、元日本代表前園真聖が来場することが決定した。
前園氏は同大会の大会アンバサダーを務めている。初の福島県での予選開催となる今回、同氏は
以下のようにコメントしている。
前園氏は「初めて福島で予選を開催するということで僕自身も会場に行けることを楽しみしています。今回出場するチームには過去に優勝経験のあるチームも参加すると聞いていますので、レベルの高い予選になると思います」
前園氏はグループリーグや本大会決定戦を観戦し、表彰式ではプレゼンターも務める予定となっている。
同大会は2000年からFIFAの公認するルールに基づいて開催されている小学生年代の国際サッカー大会で、現在は世界32か国が参加する“小学生のワールドカップ”とも呼ばれるほどの注目を集めている。世界中の選手やチームからは、ダノンカップやDNCと親しみを持って呼ばれるなど、愛される存在となっている。
2019年大会概要とスケジュール
ダノンネーションズカップ2019IN JAPANは男子と女子でそれぞれ予選が行われ、3月23日と24日に東京の駒沢オリンピック公園で本大会が行われる。男女それぞれの優勝チームは今年100周年を迎えるダノンのヨーグルト事業発祥の地であるスペイン・バルセロナで開催される世界大会への出場権を獲得することとなる。
大会スケジュールは以下の通り
<予選大会>
・大阪会場予選 2018年11月18日(日) 大阪府/Jグリーン堺
・埼玉会場予選 2018年12月8日(土) 埼玉県/レッズランド
・福岡会場予選 2019年1月13日(日) 福岡県/福岡フットボールセンター
・福島会場予選 2019年2月3日(日) 福島県/JFAナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ
<本大会>
・2019年3月23日(土)〜24日(日) 駒沢オリンピック公園総合運動場 第二球技場/補助競技場
出場チーム数:32チーム(各予選大会上位4チーム×4会場、前年度決勝大会ベスト8チーム、抽選8チーム)
※組み合わせは本大会実行委員会にて事前に決定
試合形式:4チームによるグループリーグ戦(1チーム3試合)
・決勝トーナメント、チャレンジトーナメント ※各グループ1・2位による決勝トーナメント、各グループ2位3位によるチャレンジトーナメント
登録人数 1チーム 選手16名+スタッフ2名
過去の世界大会にはマンチェスター・シティに移籍したあの選手も出場!?
ダノンネーションズカップは2003年までは各クラブのU-12世代を選抜し、「日本選抜チーム」として世界大会に出場していたが、2004年からは日本国内の各クラブで代表決定戦を行い、優勝チームが世界大会に出場する方式に変更となった。
2010年までは東京ヴェルディ1969主催の「ヴェルディジュニアサッカー大会」を兼ねて開催し、JリーグチームのU-12の他に東京都を16ブロックに分けた選抜チームが出場していたが、2011年の独立と同時に東京都選抜チームを廃止し、かわりにJリーグに参加していないU-12チームを含めて全国各地区で予選を行ない、勝ち上がったチームが全国大会に出場できる方式(全国大会上位は翌年の全国大会にシードで出場)に変更となっている。
そんな同大会には、現在の日本代表で10番を背負う中島翔哉が東京ヴェルディジュニアの選手として出場している。そして、1月に川崎フロンターレ(2018シーズンはベガルタ仙台に期限付き移籍)からマンチェスターシティに移籍が決定した板倉滉(シティ移籍と同時にオランダ1部フローニンゲンにレンタル移籍)も川崎フロンターレU-12の選手としてダノンネーションズカップに出場経験がある。
中嶋や板倉を始め、多くのJリーガーや日本代表選手が同大会に出場している。そんなFIFA公認の
サッカー大会から目が離せない。