アジアではアジアカップが盛り上がりを見せているが、南米では若手選手たちが奮闘している。現在チリではU-20世代による南米ユース選手権が開催されており、未来のスター候補生たちがアピールの機会と燃えているのだ。
この大会はU-20ワールドカップ出場権も懸かっており、先日ドルトムント移籍が発表されたアルゼンチン代表の19歳DFレオナルド・バレルディら実力者も参加している。
その中でも注目を集めるのはレアル・マドリード行きが内定しているブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスだ。サントスでプレイするロドリゴはブラジルの10番を任されており、グループ第2戦のベネズエラ代表戦では2得点を決めてチームを勝利に導いている。当然ロドリゴが国際舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのかレアルもチェックしているはずだ。
スペイン『MARCA』によると、ロドリゴも代表の10番を背負う者として平凡なパフォーマンスはできないと意気込んでいる。決定的な働きからチームを勝利へ導く考えだ。
「僕は10番を背負っていて、普通の選手としてピッチに入ることはできない。僕は試合を決めないといけないんだ。全てにおいてベストじゃないと。2得点はハッピーだよ。でもそれ以上にチームのグループ通過が重要だ」
ロドリゴは幸先のいいスタートを切ったが、ブラジルはこの過密日程の大会を制することができるのか。ロドリゴは今大会注目度No.1選手と言っていいだろう。