きょうは北日本を中心に雪を伴った非常に強い風が吹いて大荒れの天気となる。そのほか東日本や西日本の太平洋側でも広く北風が強まるため、体感的にはより寒く感じそうだ。
北日本 暴風雪や大雪に警戒
急速に発達する低気圧の影響できょうは北日本を中心に荒れた天気となる。特に北海道のオホーツク海側では昼過ぎにかけて、暴風雪と大雪が同時に起こるため警戒が必要だ。
一方、太平洋側はきょうも晴れて乾燥が続く見込み。風がやや強いため火の元には十分注意したい。
日中も北風強く体感気温ダウン
日中の気温はきのうより下がる所が多く、仙台の予想最高気温はきのうより7℃低い3℃の予想。けさの最低気温-0.1℃(5時現在)からほとんど気温が上がらない見込み。
また、関東から西の太平洋側も近畿付近までは広く北風が強まるため、体感的にきのうよりグッと冷え込む予想だ。風を通しにくい服装で暖かくして過ごしたい。
ただ、九州はきょうも3月並みの気温で日差しもあり、あすにかけては比較的暖かい状態が続く見込みだ。
週末は広く寒気に覆われる
今週は日中3月並みの気温となった所も多く、この時季としては気温の高い状態が続いていた。ただ、このあと強い寒気が流れ込む予想で、週末は各地で厳しい寒さが戻ってきそうだ。日中は日差しがあっても10℃に届かない所が多くなる見込み。
天気は北日本や北陸でこの先も雪が続くほか、25日(金)夜から26日(土)の明け方にかけては天気マークには表されていないものの、東京など関東南部で小雪が舞う可能性がある。
気温差に加え、太平洋側は乾燥も続くため、体調管理には十分注意したい。(気象予報士・野口琢矢)