「鎖を投げ捨てたこともあります。あまりにつらくて……」
飲料水メーカーで働いていた男性は、ある日突然、精神病を発症。母親に連れ添われ帰宅した男性は、鎖で拘束され、行動を制限されました。
当時のつらい体験を、国境なき医師団(MSF)に語ります。
MSFは2016年、リベリアの首都モンロビアで精神保健プロジェクトを開始。保健省と連携しながら、医療施設でのメンタルケアや薬物治療の導入、臨床医への研修、地域社会へのアウトリーチ(※)活動を中心に取り組んでいる。
- 医療援助を必要としている人びとを見つけ出し、診察や治療を行う活動。