3人合わせて29ゴール。今季ブンデスリーガで猛威を振るっているのがルカ・ヨビッチ 、アンテ・レビッチ、セバスティアン・ハラーの3人で構成されているフランクフルトの3トップだ。ここまではレビッチが6点、ハラーが10点、ヨビッチが13点をリーグ戦で奪っており、今欧州で最も危険な攻撃ユニットの1つと言っていいだろう。
では、なぜこれほどフランクフルトの3トップは機能しているのか。ブンデスリーガ公式によると、レビッチは3人の仲の良さやチームを第一に考えてプレイしていることが結果に反映されているのではないかとの考えを示している。
「誰もこんな良い前半戦は想像していなかったと思う。特に序盤は結果が出なかったからね。それでも僕たちは自分たちを信じてハードワークしていたし、それが結果に反映された。ヨビッチ、ハラーと僕にとって最も大切なのは、互いのためにプレイしているということさ。僕たちはチーム第一で、誰も自分のことは考えていない。チームとして成功したいのなら、これが1番重要だ。僕たちはピッチ外でも良い友人だ。それがピッチ上で互いに楽しくプレイできる理由さ」
フランクフルトは3人が爆発したこともあってヨーロッパリーグでも決勝トーナメント行きを決めている。ニコ・コバチが指揮したチームは堅守が最大の武器だったが、今のチームは打ち合いを制することもできる破壊力抜群の集団になっている。
