五島市奥浦町の市立奥浦中(26人、島博則校長)の生徒会は23日、空き瓶や空き缶の回収作業でためたお金で購入したリクライニング式の車いす1台を、近くの高齢者福祉施設「おくうら元気村」(浦由見惠代表)に寄贈した。
同校は2005年以降、生徒会を中心に、空き缶・瓶回収ボランティアに取り組み、同施設にベッドや入浴用椅子などを贈る取り組みを続けている。寄贈は5回目。
23日は生徒4人が施設を訪問し、3年で生徒会長の鍋内凌空君(15)が浦代表に車いすを贈呈。「これまでのボランティア活動が形になり、地域の人に恩返しをできるのがうれしい」と喜んでいた。
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