ブラジルの2人の真珠、イニエスタ2世ら 10年後のクラシコも熱い!?

バルセロナのデンベレ photo/Getty Images

ここ10年はリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドらを中心に、バルセロナとレアル・マドリードによるクラシコは熱い盛り上がりを見せた。しかしクラシコにも1つの区切りがくる。ロナウドはユヴェントスへ移籍し、メッシとロナウドを中心に回ってきたクラシコは終わりを迎えた。

では、10年後のクラシコを盛り上げてくれるのは誰なのか。スペイン『MARCA』は、ここ最近の両クラブの補強に注目している。互いに若手の積極補強が目立つのだ。

バルセロナの場合は21歳のFWウスマン・デンベレがポジションを勝ち取り、アヤックスMFフレンキー・デ・ヨング(21)、トゥールーズDFジーン・クレア・トディボ(19)の獲得も決まった。シャビ2世とも言われるMFアルトゥール・メロ(22)、さらに下部組織出身者ではMFカルレス・アレニャ(21)、アンドレス・イニエスタと比較されるMFリキ・プイグ(19)と、楽しみな若手が顔を揃える。彼らは今後10年のクラシコを盛り上げるであろう逸材たちだ。

一方のレアルもフラメンゴからやってきた18歳FWヴィニシウス・ジュニオール、マンチェスター・シティから加えたMFブラヒム・ディアス(19)、すでに獲得が内定しているサントスFWロドリゴ・ゴエス(18)、レンタル組ではフィテッセMFマルティン・ウーデゴー(20)、レガネスGKアンドリー・ルニン(19)も忘れてはならない。そこにMFダニ・セバージョス(22)、マルセロを脅かしている左サイドバックのセルヒオ・レギロン(22)、MFマルコ・アセンシオ(23)が絡めば強力な陣容となる。

全員が成功を収められるわけではないだろうが、こうして見ると10年後のクラシコも楽しみになってくる。メッシとロナウドを中心とした対決は時に激しい乱闘もある特別なゲームとなっていたが、若手選手たちは10年後もクラシコを盛り上げてくれるか。

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