今晩行われるイタリア・セリエA第21節、ラツィオ対ユヴェントスのビッグゲーム。
早くもユヴェントスが独走体制となっているセリエAであるが、ラツィオもチャンピオンズリーグ出場権を争える位置に付けている。
注目のこの試合に向けて、この両チームでプレーした7人の名選手をピックアップし、写真とともに振り返ってみよう。
アンジェロ・ペルッツィ
ユヴェントス所属:1991~1999年
ラツィオ所属:2000~2007年
イタリア代表31capを持つ名GK。ローマからユヴェントスに加入し、208試合に出場するなど活躍。その後インテルを経てラツィオに移籍し、引退するまで192試合でプレーした。
シュテファン・リヒトシュタイナー
ラツィオ所属:2008~2011年
ユヴェントス所属:2011~2018年
リールから2008年にラツィオへ加入してきたスイス代表。フランスではウイングもこなしたが、イタリアではサイドバックとして活躍した。ラツィオで100試合、ユヴェントスで201試合に出場し、昨年アーセナルへと移籍している。
ジャンカルロ・ベルチェッリーノ
ユヴェントス所属:1961~1969年
ラツィオ所属:1970年
ユヴェントスで154試合に出場した往年の名選手。1968年のEURO優勝メンバーでもある。もともとはストライカーだったため、得点力と技術に優れたディフェンダーだったそう。
リオネッロ・マンフレドニア
ラツィオ所属:1975~1985年
ユヴェントス所属:1985~1987年
イタリア代表4capを持っているマンフレドニア。ラツィオの下部組織で育成され、トップチームで201試合に出場した。その後ユヴェントスに移籍し51試合でプレーしている。ローマでプレーしていた1989年には心臓発作に襲われ、一命はとりとめたものの33歳で引退を余儀なくされた。
パヴェル・ネドヴェド
ラツィオ所属:1996~2001年
ユヴェントス所属:2001~2009年
EURO1996での活躍で評価を高め、スパルタ・プラハからラツィオに移籍。138試合に出場しスクデット獲得にも貢献した。その後ユヴェントスへと移り、247試合でプレーした。現在はそのユヴェントスで副会長に。
クリスティアン・ヴィエリ
ユヴェントス所属:1996~1997年
ラツィオ所属:1998~1999年
「重戦車FW」として知られるヴィエリ。インテルでの活躍が印象深いが、ユヴェントスでは23試合8ゴール、ラツィオでは22試合12ゴールを決めている。現在はクラブDJなど様々な活動をしている。
ミカエル・ラウドルップ
ラツィオ所属:1983~1985年
ユヴェントス所属:1985~1989年
ヴィッセル神戸でもプレーしたことで知られるラウドルップ兄弟の兄。ブレンビーからラツィオに加入し、60試合で9ゴールを奪取する活躍を見せた。ユヴェントスでも4シーズンで102試合16ゴールという記録を残し、バルセロナへと去っていった。