全国V祝う 高校女子サッカー 星槎国際湘南の快挙たたえ 大磯

 サッカーの全日本高校女子選手権(1月、神戸市)で初の日本一に輝いた星槎国際高校湘南(大磯町)女子サッカー部の優勝祝賀会が27日、大磯町のホテルで開催された。各界の来賓や学校関係者ら560人が出席し、創部5年目での快挙をたたえた。

 同サッカー部は2014年創部で、全国大会には5年連続5度目の出場。これまでは14年度大会のベスト16が最高成績だった。今回は、決勝で最多5度の優勝を誇る常盤木学園(宮城)を1-0で下し、初優勝した。

 祝賀会では選手たちへの質問コーナーも設けられ、渋谷巴菜(はな)主将は「多くの人の支えがあって優勝できた。プレッシャーはあると思うが、新チームもチャレンジャーの精神で頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。

 創部時から指導してきた柄澤俊介監督はあいさつで「皆さんの熱い応援を感じながら、優勝することができた。日々の練習を大切にして、来年もこの舞台に戻ってこられるよう頑張るしかない」と誓った。

 星槎グループの宮澤保夫会長は「選手たちは足りないところを補い合って優勝した。星槎の新たな歴史をつくってくれた」と活躍をたたえた。

星槎国際高校湘南女子サッカー部の優勝祝賀会で決勝戦のエピソードなどを語る選手や柄澤監督=大磯町

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