昔遊び、実験ショーでにぎわう 横浜で親子連れが体験

 子どもたちにさまざまな体験を楽しんでもらうイベント「子どもフェスティバル」が27日、横浜市西区紅葉ケ丘の県立青少年センターで開かれた。工作や科学実験ショー、ステージ発表など多彩なブースが設置され、親子連れなどでにぎわった。

 相模原の津久井地域特産の組みひも作りのコーナーには行列ができ、子どもたちは県立城山高校の生徒の指導を受けながら懸命に機械を手で回してミサンガ作りを行った。また、けん玉やこま、お手玉、羽根突きなどの昔遊びの体験や、科学実験ショーを見るなど思い思いに楽しんでいた。

 災害時などに役立つ身近にあるペットボトルを活用した「防災ランタン」作りに参加した小学2年生の女子児童(8)は、「好きな色を塗れて楽しかった」と笑顔で話していた。

 同フェスティバルに合わせ、「県子ども会大会」も開催。少子化の中、活動に努める永年功労団体を表彰したほか、「こども歌舞伎」などの発表も行われた。

好きな絵を描きながら「防災ランタン」作りに取り組む子どもたち=横浜市西区の県立青少年センター

© 株式会社神奈川新聞社