浅野忠信の息子・佐藤緋美が「グッドワイフ」でドラマデビュー!

2月3日放送のTBS系連続ドラマ「グッドワイフ」(日曜午後9:00)第4話で、浅野忠信の息子で新人の佐藤緋美がドラマデビューを飾ることが分かった。身に覚えのない傷害致死容疑で取り調べを受ける野球部の高校生・荻原翔平役でゲスト出演する佐藤は「ドラマでの演技は初めてで、自分では苦手だと思っていました。舞台とは全く違うし、人見知りな性格なので緊張しましたが、無事に撮影を終えることができてよかったです。あっという間でしたが、楽しくてとてもいい経験になりました」と撮影を振り返っている。

ドラマは、出産を機に専業主婦となっていた主人公の蓮見杏子(常盤貴子)が、夫の壮一郎(唐沢寿明)が汚職容疑で逮捕され、子どもたちを守るために16年ぶりに弁護士に復帰するストーリー。夫の女性スキャンダルまで発覚し、世間から好奇の目を向けられるだけでなく、弁護士としてのブランクにも悪戦苦闘する杏子が、強い信念で立ち向かう姿が描かれる。

佐藤が演じる翔平は、スキャンダル発覚前まで杏子と家族ぐるみで親しくしていた奈津子(須藤理彩)の息子で、喫煙を目撃されてしまい、野球部が大会に出られなくなることを恐れて杏子を訪ねてくる。しかし、杏子の目の前で身に覚えのない傷害致死事件の重要参考人として警察に連行され、容疑を否認するが、指紋や目撃証言などの証拠を突き付けられてしまうという役どころ。

佐藤は「自分も実際に野球をやっていたので、その時を思い出して演じました。翔平との共通点はあまりなかったけど、ないからこそ役者としてやりがいがありました」と役柄をアピールし、常盤との初共演では「常盤さんはすごく優しくて、緊張している僕の気持ちを和らげようと、たくさん会話してくださり、リラックスして撮影に参加できたのがとてもうれしかったです」と助けられたことを明かした。また、俳優としての今後についても「とにかくいろんな作品に出演できる俳優になりたい」と語り、「目標にしている俳優は、そうですね…。一番近くに大先輩(父の浅野忠信)がいるし、役者として尊敬している人もたくさんいますが、やっぱり目標は自分自身。佐藤緋美という役者でありたいです」とわが道を模索していくと宣言した。

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