イグアイン加入で更なる苦境に ジルーがチェルシー退団を検討か

現在の心境を吐露したジルー photo/Getty Images

昨年1月にアーセナルからチェルシーへ移籍し、フランス代表として昨夏のロシアW杯で優勝を成し遂げたFWオリヴィエ・ジルー。2018-2019シーズンも活躍が期待されたものの、プレミアリーグで先発出場が6試合に留まっているほか、同リーグでのゴールも1点止まりと、本領発揮には至っていない。

同選手はFWゴンサロ・イグアイン(前ミラン)のチェルシー加入が決まる直前に行われた仏『Canal Football Club』のインタビューで、心境を吐露。移籍を選択肢に入れていることを明かした。

「仮にクラブが(ゴンサロ・)イグアインのような他のストライカーを獲得した場合、僕のチェルシーでの将来に暗雲が立ち込める。フランスに戻らないとは言いきれない。リヨンやマルセイユといった2つの偉大なクラブが存在するからね。ただ、今の僕のプライオリティーはプレミアリーグでプレイし続けることだ」

今季よりチェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督がエデン・アザール(ベルギー代表)をセンターFWのポジションに据えていることで、出場機会が減少しているジルー。先日イグアインのチェルシー加入が決まったことから、同選手の序列は更に低下するものと思われる。苦境に立たされた同選手が、どのような決断を下すかに注目だ。

© 株式会社FACTORIES