チェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、アトレティコ・マドリードに加入することが正式に決まった。背番号「22番」を着用すること併せて発表され、完全移籍ではなく18ヶ月のレンタルという形でプレーすることとなる。
【プレミアリーグ】モラタがアトレティコと合意間近！近日中に移籍発表へ
ユース時代はアトレティコで過ごしていたモラタ。現地時間27日の日曜日にはマドリードでメディカルチェックを終え、翌日にはアトレティコのウェアを着て練習に参加している。2月からピッチに立つことが予想されるモラタだが、9日にはレアル・マドリードとの”マドリード・ダービー”、20日にはユベントスとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントと古巣対決が2試合控えている。
2017年7月、レアルからクラブレコードとなる移籍金5700万ポンド(約81億円)の5年契約でチェルシーに加入したモラタ。デビューから8試合で7ゴールと順風満帆な生活を過ごしているかに見えたが、ケガの影響もあり最初のシーズンはリーグ戦11ゴールに留まっていた。今季からマウリツィオ・サッリ監督が就任すると、エデン・アザールを最前線に置くシステムを多く採用することで序列が下がり、ベンチから試合を眺める日々を送る。イタリアからアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがやってきたことで移籍は決定的なものとなり、思い出の地マドリードに活動の拠点を移すこととなった。
