【プレミアリーグ】野戦病院と化したアーセナルとトッテナム…攻守に不安を残す両雄の行方は? 第24節プレビュー ~Part2~

昨年から続く過密日程で、多くの欠場者を出したアーセナルとトッテナム・ホットスパー。厳しい選手のやり繰りを強いられるノースロンドンの両雄には、苦境を乗り越える底力が求められる。

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FAカップでライバルのマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、ここ数試合で続けて負傷者を出しているアーセナル。チェルシー戦ではエクトル・ベジュリン、ユナイテッド戦ではソクラティス・パパスタソプーロスとロラン・コシエルニーがそれぞれ負傷交代となり、DF陣に控えがいない状態に。今節カーディフ・シティ戦では守備に負担をかけない戦い方が必要だろう。それでも、アーセナルは昇格組相手に強さを発揮し、ホーム23試合で無敗(20勝3分け)。最後に負けたのは2010年11月のニューカッスル・ユナイテッド戦で、それ以降は14回のクリーンシートを達成している。

DF陣に駒が不足するアーセナル

”ファンタスティック・フォー”と呼ばれる、ケイン、ソン・フンミン、デル・アリ、エリクセンの内3人を欠くトッテナムは、緊急事態に陥っている。攻撃に迫力を欠き、カラバオカップとFAカップを続けざまに落とし、残る国内の大会はリーグ戦だけに。第24節で対戦するワトフォードは前半戦で敗北を喫するなど一筋縄ではいかない相手との戦いが続く。ポジティブな要素としては、韓国代表でAFCアジアカップ準々決勝敗退となったソン・フンミンがチームに帰ってくることだ。さらにトッテナムは約25年間、ホームでワトフォードに負けていない(6勝)。

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公式戦連敗を喫したトッテナム

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