ミニバスケットボールの第２４回長崎地域電力杯ＮＢＣ大会は１月１９、２６、２７日、西海市の西彼総合体育館などで行われ、男子は喜々津が初優勝、女子は高尾が９年ぶり２度目の頂点に立った。
男子７７、女子７９チームがエントリー。トーナメントで競った。
男子決勝の喜々津－洗切は、喜々津が序盤から走力を生かした素早いプレーで主導権を握った。前半にセンター久保のゴール下、フォワード岩永の速攻などで２２点をリード。後半も攻撃の手を緩めず、着実に加点した。洗切もガード伊東、山中謙らを中心に粘り強く攻めたが、最後まで攻守の運動量で上回った喜々津が６８－２９で快勝。喜々津はこれで今季の県内主要３大会をすべて制した。
女子決勝の高尾－桜が丘は終盤までもつれる展開になった。高尾はガード福井の積極的なドライブインなどで前半を３点リードで折り返したが、後半は桜が丘が身長１６８センチのセンター伊東の連続得点などで追い上げた。同点で迎えた第４クオーターも一進一退の攻防が続いたが、高尾は１点ビハインドの試合終了間際、ガード芳野こがパスカットから速攻を決めて逆転。４６－４５で接戦をものにした。
