テレビ朝日で2月2日にスタートする情報バラエティー「ポルポ」（土曜深夜1：00）の初回収録と会見が行われ、MCを務める夏目三久が取材に応じた。
本番組は、人間の世界に迷い込んだタコの「ポルポ」と「マリネ」が、人間では当たり前すぎて気付いていない疑問を調査し、夏目に披露していくという内容。初回では「なぜ家の外に名前を掲げるのか？」「時計はなぜ右回りなのか？」「ティッシュはなぜ2枚重ねになっているのか？」といった素朴な疑問に答えていく。
収録を終えた夏目は「第1回収録を終えたところでは、まだ完全につかみきれていないんですけど…」と少々戸惑いながらも、「楽しくやれましたし、また新しい番組が発信できるかなと自分自身ワクワクしています」と番組の印象を述べた。タコのキャラクターとのやりとりはアドリブということで、「今日は初回だったので、ポルポの方が気を使っていろいろ聞いてくれて、探り探りやってました。生放送の番組と比べると、いい意味で緊張感がなく、ゆる～くできたのが良かったです。生放送は1秒に急かされるようにやっているので、それがないこの番組では気持ちよく自由にやらせてもらいました」と、まずはホッとした様子をのぞかせた。
さまざまな疑問に答えていく番組ということで、夏目が日頃感じている疑問を聞いてみると「仕事の時は、常に疑問を考えながら進めているんですけど、オフになった途端、本当に何も考えないようにしているんですよね」と少し考え込んでから、「SNSとかインターネットを当たり前に使って育ってきている世代の人との会話が、どんどんかみ合わなくなってきてまして（笑）。もちろん拒絶してるわけじゃないんですけど、なかなか理解できない部分もあるので、今の若者が何を考えてるのかということには興味があります」と世代間のギャップからくる疑問を挙げた。
そして最後に、「放送が土曜日の夜で、明日も休みで夜更かしをしてテレビを見てるっていう時間だと思うので、気張らずに見てもらえれば」と締めくくった。
