自宅でコカイン、大麻使用 茅ケ崎市環境部職員を懲戒免職

 茅ケ崎市は30日、自宅でコカインや大麻を使用したとして、同市環境部環境事業センター職員(23)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は29日付。

 市によると、職員は昨年10月、大麻取締法違反(所持)の疑いで中原署に現行犯逮捕され、同12月に同法違反と麻薬取締法違反(使用、所持)の罪で起訴された。今月30日、横浜地裁川崎支部で懲役1年6月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡された。

 公判では、2017年10月ごろから自宅で大麻、昨年4月ごろからコカインを複数回使用していたと認めたという。市の聞き取りに対しても「自分の気持ちが弱かった」「職場に迷惑をかけた」などと話した。

 職員は17年4月に採用され、ごみ収集の業務に当たっていた。会見した佐藤光市長は「市民の信頼を著しく損なうもので誠に遺憾。申し訳ない」と陳謝。「二度とこのようなことがないよう管理体制を徹底させ、職員一丸となって信頼回復に努めていく」と述べた。

茅ケ崎市役所

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