長崎ランタンフェスティバル(2月5~19日)の今年のメインオブジェ「五麟(ウーリン)」が30日、長崎市新地町の新地中華街会場(湊公園)に設置された。
メインオブジェは高さ10メートル、幅4.5メートル。麒麟(きりん)は中国の伝説の霊獣で、縁起が良い象徴として知られている。メインオブジェは、樹木の成長・発育する様子や、火のような熱い性質などを表す青や赤など5色の麒麟を配置している。
この日は約3時間かけて、作業員が40個の部品をクレーンでつり上げて、組み立てた。長崎ランタンフェスティバル実行委員会の企画幹事長の張仁春さん(62)は「メインオブジェで麒麟を取り扱うのは初めて。イベント期間中は寒いと思うが、光に触れて、温かい気持ちになってほしい」と話した。
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