県西部は「大雪」の見込み 東部も積雪の可能性

 横浜地方気象台は31日、雪に関する気象情報を更新し、神奈川県西部では夕方から夜遅くにかけて大雪になるとの見通しを明らかにした。予想降雪量は西部の山地(標高500メートル以上)で10センチ、東部でも積雪の恐れが出てきたとしている。

 気象台によると、雪の原因となる「南岸低気圧」が当初の見込みより発達し、上空の気温が低下する可能性が高まった。雪が降る時間帯はほぼ変わらない見込みだが、予想降雪量は西部の平地で5センチ、東部でも1センチに増えた。

 気象台は「気温がさらに低くなると、降雪量が増える恐れもある」として、最新の情報を確認するとともに、路面の凍結や交通への影響に注意するよう呼び掛けている。

横浜地方気象台

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